プレイバック「昭和100年」は「昭和元年」 激動の昭和の幕開けを人々はどう見つめたか プレイバック「昭和100年」

モダンな建物が並ぶ大正時代の銀座通り付近。中央を走る東京市電は当時から通勤ラッシュがあったという

令和7(2025)年は「昭和100年」にあたります。これを機に、産経ニュースではプレイバック「昭和100年」がスタート、わが国の歩みをデータや写真でランダムに振り返ります。今回は、激動の昭和がスタートした「昭和元年」。大正15年12月25日からわずか1週間しかなかったこの年を人々はどのように過ごしたのでしょうか。当時はまだ関東大震災の爪痕も色濃く残っていたといいます。「昭和」は、中国の「四書五経」の「百姓昭明(ひゃくせいしょうめい)、協和萬邦(きょうわばんぽう)」から取ったもので、「国民の平和と世界各国の共存と繁栄を願う」という意味だとされます。