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県内16漁協が合併 「滋賀びわ湖漁協」発足 組合員、漁獲高減少で経営厳しく

産経ニュース / 2024年10月1日 19時39分

「滋賀びわ湖漁業協同組合」の設立式典で記念撮影する関係者=1日、大津市

滋賀県内の30漁協のうち16漁協が1日に合併して「滋賀びわ湖漁業協同組合」が発足、大津市内で設立式典が開催された。残りの漁協にも参加を呼び掛け、将来的には全県域で一漁協となる「県一(けんいち)漁協」を目指す。

琵琶湖周辺の多くの漁協は組合員の高齢化や漁獲高の減少などで、厳しい経営状況にある。このため、県漁業協同組合連合会(県漁連)は令和2年度から傘下漁協との連携を強化。合併に向けた協議には、水産庁や県、全国漁業協同組合連合会なども協力した。

合併を決めたのは、堅田▽大津▽湖南▽瀬田町▽山田▽志那▽玉津小津▽中主▽近江八幡▽彦根市松原▽広野▽長浜▽南浜▽海津▽浜分▽三和―の16漁協。合併により、組合員数は364人、年間水揚げ額は約1億7千万円となる。

1日に大津市におの浜の県水産会館で開かれた設立式典で、代表理事組合長の佐野高典氏は「合併の継続した取り組みが必要だ。新漁協が実績を積み、県一漁協を目指して参加を呼びかけていく」と述べた。

滋賀びわ湖漁協の発足を受けて今後、早急に総代選挙の準備を進め、総代会を開く予定。合併によるスケールメリットを生かし、集・出荷の効率化や販路拡大などを進める。

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