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ニジェールで医療体制確立 故谷垣医師に京丹後市が名誉市民贈呈

産経ニュース / 2024年10月18日 13時10分

京都府京丹後市は、西アフリカのニジェールで30年以上にわたって医療活動に従事した医師の故谷垣雄三氏に名誉市民の称号を贈ると発表した。11月3日の市政20周年記念式典で顕彰する。

谷垣氏は同市峰山町出身。府立峰山高を卒業後、信州大医学部に進学し医師となった。その後、ニジェールに渡り、延べ36年間滞在。私財を投じて医療施設の建設を行うなど、ニジェールの医療体制の発展や確立に尽力し、平成29年に75歳で死去した。中山泰市長は「功績を郷土の誇りとして、末永く伝えていく」とコメントした。

平成16年の市政発足以降、市の名誉市民に選定されたのは、同市網野町出身で、プロ野球南海(現ソフトバンク)などで活躍した故野村克也氏以来2人目。(入沢亮輔)

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