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古都最大の祭礼・おん祭告げる「流鏑馬定」 春日若宮神社

産経ニュース / 2024年7月1日 19時15分

「流鏑馬定」で差定状を受け取る飯田喜代視さん=奈良市の春日大社・若宮神社

古都最大の祭礼「春日若宮おん祭」(中心行事は12月15~18日)の事始めとされる「流鏑馬(やぶさめ)定(さだめ)」が1日、奈良市の春日大社摂社・若宮神社で行われた。

おん祭は若宮神社の例祭で平安時代に開始。さまざまな行事や準備で構成されている。流鏑馬定は馬上から的を射る行事「流鏑馬」の奉仕責任者を定める儀式で、明治以降途絶えていたが、昭和60年に稚児流鏑馬とともに復活させた。

この日は、大社の旧神領の有志らでつくり、おん祭で流鏑馬など「大和士(ざむらい)」の役割を受け継ぐ「大和士参勤春日講」の幹事らが若宮神社を参拝。今年からは旧儀にちなみ、大社が願主役に定めるとともに流鏑馬執行の依頼を記載した差定状を授与することにし、花山院弘匡(かさんのいんひろただ)宮司が読み上げた上で代表幹事の飯田喜代視さん(84)に手渡した。

流鏑馬定の後、飯田さんは「謹んでお受けし、おん祭が無事に行われるよう私たちも頑張りたい」と話した。

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