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「スピン流」を高効率で電流変換、東大大学院の高田慎悟さんら表彰 先端技術大賞

産経ニュース / 2024年7月23日 19時24分

高円宮妃久子さまを囲み、記念撮影する第37回先端技術大賞の受賞者ら=23日午前、東京・元赤坂の明治記念館(斉藤佳憲撮影)

優れた研究成果をあげた理工系の学生や企業の若手研究者らを表彰する第37回「独創性を拓く 先端技術大賞」(主催・産経新聞社、後援・文部科学省、経済産業省、フジテレビジョン、ニッポン放送、特別協力・アカリク)の授賞式が23日、高円宮妃久子さまをお迎えし、東京・元赤坂の明治記念館で開かれた。

式典では、物質中の磁気の流れ「スピン流」を高い効率で電流に変換できる技術の研究に取り組んだ東京大大学院博士課程3年の高田真悟さんに、学生部門の最高賞「文部科学大臣賞」が贈られた。

機能を分割した半導体チップを組み合わせる技術「チップレット集積」で、低コスト化を可能とするチップの接合技術を開発した横浜国立大の井上史大准教授らに、社会人部門の最高賞「経済産業大臣賞」が贈られた。

このほか6件の研究が顕彰された。

審査委員長の阿部博之・東北大名誉教授は講評で「競争が熾烈になっている分野で果敢に新技術を確立しようとする研究や、当たり前のように捉えていた事象に対する斬新な視点など、独創性にあふれる論文が多く寄せられた」と評価した。

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