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千葉・新浦安に星野リゾートの新ホテル 20日開業 1955年ごろの米国モチーフ

産経ニュース / 2024年6月19日 16時25分

豊富な食事のメニューも用意されている

千葉県の浦安エリアに20日開業するホテル「星野リゾート 1955 東京ベイ」(浦安市日の出)で19日、報道向け内覧会が行われた。1955年ごろの米国をモチーフにした館内では、ビンテージのテーブルやイスが備わり、当時のジャズやロックンロールのBGMが流れる。リーズナブルな価格設定で、東京ディズニーリゾートのテーマパーク客の取り込みを狙う。

同ホテルは地上18階建てで、全638室。県内では、星野リゾートが手掛ける初の宿泊施設となる。

非日常の空間、東京湾一望

コンセプトは「古き良き」を意味する「OLDEAS GOODIES(オールディーズ・グッディーズ)」。いつでも自由に過ごせるパブリックスペースでは、米国で直接買い付けた1955年ごろのテーブルやイスが配置され、当時の世界観を堪能できる。東京湾を一望できる客室も多数用意され、ディズニーリゾートを楽しんだ後も非日常の空間に浸れる。

宿泊を伴うディズニーリゾート旅では、ホテルへの送迎バスの混雑や、夜間の飲食の確保などが課題とされてきた。同ホテルでは、最短5分間隔でディズニーリゾートとの無料シャトルバスを運行するほか、午後11時までラーメンやフライドチキンなどの食事を楽しめるカフェテリアも設置。パンや菓子などがそろえられた24時間営業の店舗も備えられている。

省人化で1泊9000円から

ディズニーリゾートに隣接する立地ではないことや、タブレット端末によるセルフチェックインの導入などで省人化を図り、宿泊料金は1泊9000円~(2人1室利用時、食事なし)に抑えた。

朝食会場のレストランででは、60種類の和洋ビュッフェが楽しめる。チェダーチーズにパストラミビーフ、キャベツソテーをパンで挟んだ米国の定番食「ルーベンサンド」も出来立てで味わうことができる。

東京ディズニーシーでは、人気のディズニー映画「アナと雪の女王」などをテーマとする新エリア「ファンタジースプリングス」が6日開業するなど、パーク周辺の宿泊需要は今後も拡大が見込まれる。

穴井主税(ちから)総支配人は「テーマパークの一つのエリアにいるかのようなデザインのホテルになった。ディズニー旅を非常に快適に過ごすことができる」と強調し、利用を呼び掛けた。問い合わせは同ホテル予約センター(050・3134・8097)。(松崎翼)

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