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不要不急の110番やめて ギャルモデル湯上響花さん「一日通信指令課長」に 千葉県警

産経ニュース / 2025年1月10日 19時24分

110番通報の適切な利用を呼び掛ける湯上響花さん=10日、千葉県浦安市舞浜の複合商業施設「イクスピアリ」(松崎翼撮影)

「110番の日」の10日、千葉県柏市出身のギャルモデル、湯上響花さん(23)が県警の一日通信指令課長に就任した。困りごとや相談など不要不急の110番通報は控え、適切に利用するよう呼び掛けた。

この日、浦安市舞浜の複合商業施設「イクスピアリ」で行われた県警の啓発イベントに、湯上さんは制服姿で登場。集まった買い物客らに110番の仕組みなどについて説明し、警察官が迅速かつ適切に対応するためにも「110番通報したときは、慌てずに落ち着いて話してください」と求めた。イベントでは県警音楽隊による演奏も披露され、観客を楽しませていた。

通信指令課によると、県警が昨年受理した110番通報は68万309件で、全国で6番目に多かった。このうち、苦情や要望など緊急性のない通報は10万8781件、いたずら、間違い電話などの「非有効」も合わせると、全体の3割超を占める。

「携帯電話の調子が悪いのでどうにかしてほしい」、「250ccのバイクはコインパーキングに駐車してもいいのか」といった110番通報もあったという。

110通報番の適切な利用がされないと、事件事故への素早い対応を滞らせる原因となる。湯上さんは、内容によっては警察相談ダイヤル(#9110)を利用するよう訴えた。

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