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実家には両親だけなのに布団が8組 仕分け整理すると心構えや覚悟ができてくる 100歳時代の歩き方 イマサラQ&A

産経ニュース / 2024年7月21日 9時0分

Q 具体的な片づけかたを教えてください。布団はどうですか

A 両親しか住んでいないのに8組くらい布団がある家があります。親は「いつか誰かが泊まってもいいように」と言いますが、数十年、泊まり客がいない家は多いですし、干していない布団はお客さんに出せません。布団はスペースをとるので、片づけると空間が有効活用できます。よく話して納得していただけたら、粗大ごみなど、地域の分別に従って処分しましょう

Q ごみの分別も大変ですよね

A 実家の地域のごみ収集のスケジュールや分別方法を把握しておくことは大切です。指定の袋がない、収集日が違う、などで片づける気持ちがストップしかねません

Q 実家がある町のサイトで調べておきます。台所の片づけはどうですか

A 台所に思い入れが強い親の場合は、片づける順序としては後のほうがいいです。やはり、膨大な食器をどうするかが問題ですよね。先週お話しした「3の法則」(「いる」「いらない」「一時保管箱に入れる」に分ける)で分類するほか、しまいっぱなしの良い食器を普段使いにして使い古しを処分したり、5客セットの茶碗を2客にしたりするなど、親が受け入れやすい方法を考えましょう。「1週間使っていない食器はもう使わないよね」と聞いてみるのもいいと思います

Q 趣味のものとか思い出の写真や手書きのメモなどは処分しにくいですね

A 最も思い入れの強いモノです。片づけの最後にしましょう。これらは「思い出」「一時保管箱」「捨てる」に分けます。ここまで家を片づけてきて、心構えや覚悟ができているので、整理はしやすくなっているはずです

Q 捨てられるようになってくるんですね

A 逡巡(しゅんじゅん)していても、いざ、そのモノをごみ袋に入れると気持ちが離れ、楽になって捨てられるということもあるんです

(回答者 実家片づけアドバイザー 渡部亜矢)

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