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サイクリスト一押しのカレーで「アワイチ」の魅力発信 南あわじの「絶景レストランうずの丘」で提供

産経ニュース / 2024年11月15日 21時16分

タイのアラで作ったスープがルーに入った「アワイチカレー~島の幸【海】~」。付け合わせもエビフライやタコのタタキなどボリューム満点だ=7日午後、兵庫県南あわじ市福良丙、「絶景レストランうずの丘」(藤崎真生撮影)

兵庫県・淡路島1周約150キロを自転車で走破するサイクリングルート「アワイチ」。島内外から注目を集めるコースの魅力をさらに広めようと、鳴門海峡を望む山上にある「絶景レストランうずの丘」(兵庫県南あわじ市福良丙)は、サイクリストたちに向けた特製「アワイチカレー」を生みだした。海の幸、山の幸を生かした逸品は人気を呼んでいるという。

レストランがあるのは、観光施設「うずの丘大鳴門橋記念館」内。アワイチカレーは、施設を運営する「うずのくに南あわじ」が、商品開発などを通じて淡路島を盛り上げる「アワイチを勝手に全力応援!!プロジェクト」の一環として企画した。

カレーは「~島の幸【山】~」と「~島の幸【海】~」(各税込み3080円)の2種。ともに、島特産のタマネギを1個丸ごとローストしたうえでライスに乗せた。「うずのくに」の象徴であり、記念館にあるタマネギ形オブジェ「おっ玉葱(たまねぎ)」をイメージしたという。

【山】バージョンのカレーは、島産タマネギペーストを使ったルーで、スパイシーながら甘味も楽しめる工夫が。同時に提供される「淡路島えびすもち豚」は漫画に出るような形で、表面はカリッ、中身はジューシーという味わいに仕上げた。

【海】バージョンは、じっくり煮込んだ島産タイのアラで作ったスープをルーに合わせたシーフードカレー。アシアカエビのフライやタコの足のタタキといった島自慢「海の幸」を使った料理を付け合わせとして用意した。

このほか、タイや淡路島3年とらふぐといった島の食材めぐりをスタンプラリー風に紹介する「特製マップ」も提供している。

レストラン料理長の森一仁さん(46)は【山】について、「ニンニクチップも使っているので、スタミナをつけてぜひ『アワイチ』完走を」とPR。【海】に関しては、カレーとともに準備された「マップ」に触れながら、「アワイチの途中で『カレーで使った食材が揚がった港は、ここなんだ』と思い出していただければ」と話した。

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