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パリ・パラリンピック、ゴールボールで優勝の宮食行次選手が大阪・吹田に凱旋

産経ニュース / 2024年10月17日 20時23分

パラリンピックの優勝報告に訪れた宮食行次選手=大阪府吹田市役所(格清政典撮影)

パリ・パラリンピックのゴールボール男子で金メダルを獲得した宮食(みやじき)行次選手(29)が地元の大阪府吹田市役所を訪問し、後藤圭二市長から市長賞が贈られた。4年後のロサンゼルス大会での連覇を目指すという宮食選手は「関西でもゴールボールの普及を進めたい」と意気込んだ。

ゴールボールは視覚障害のある選手らが、音の鳴るボールを投げ合って得点を競う。宮食選手は小学5年の時、視野が狭く、暗い所で物が見えにくい「網膜色素変性症」と診断された。小中学時代は野球、高校時代はソフトボールに打ち込んだ。平成30年からゴールボールを始め、3年前の東京大会にも出場した。

宮食選手は「東京は自国開催枠で出場できたが、パリでは、自力で出場して金メダルを獲得することが目標だった」と振り返った。パリ大会では、準決勝で宿敵の中国に勝って悲願の決勝進出。決勝では延長の末にウクライナに競り勝ち、初優勝した。

182センチの高身長を生かしたバウンドボールなどでチーム最多得点を挙げた宮食選手は「フィジカルを鍛えてきたことが、最もいい結果になった。うれしい報告ができてほっとしている」と笑顔で話した。

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