「三方よし」で安全確認 滋賀県住みます芸人が交通安全漫才披露

交通安全漫才を披露するノーサインの北斗さん（右）と乾さん＝17日、大津市

滋賀県警は17日、大津市のOh！Me大津テラス円形広場で、滋賀県警備業協会と協力し、高齢者を対象とした交通安全啓発「きら☆ピカ三方よし」を実施した。

交通安全を心掛ける際に不可欠な「時間帯よし」「反射材よし」「確認よし」を呼び掛けるイベントで、吉本興業所属の滋賀県住みます芸人、ノーサインの2人も会場で交通安全漫才を披露した。

同協会の井上雅裕会長は「三方よしで、交通安全推進に協会一丸となって協力する」とあいさつ。ノーサインの2人は「漫才で交通安全の重要性をわかってもらえたはず」と話していた。

滋賀県内では今月7～11日の5日間に65歳以上の高齢者が死亡する交通事故が計3件発生。これを受け、県や県警などでつくる県交通対策協議会（会長・三日月大造知事）は「高齢者事故多発警報」を発令した。発令期間は21日まで。