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「和歌山大空襲」から79年で追悼法要 遺族会理事長「継承が責務」

産経ニュース / 2024年7月9日 19時21分

追悼法要で戦火の様子を話す和歌山市戦災遺族会の田中誠三理事長=同市

和歌山市中心部が戦火に包まれた和歌山大空襲から79年を迎えた9日、同市戦災死者追悼法要(市戦災遺族会主催)が同市西汀丁(にしみぎわちょう)の汀公園戦災死者供養塔前で営まれ、遺族らが出席して犠牲者の冥福を祈った。

和歌山大空襲は、昭和20年7月9日深夜から翌10日未明にかけて、米軍爆撃機「B29」が108機飛来し、焼夷弾(しょういだん)を計800トン投下。約1100人以上が犠牲となったとされる。

追悼法要では、参列者が犠牲者の冥福を祈って黙禱(もくとう)したあと、戦災遺族会の田中誠三理事長(88)が「今日の平和と繁栄が尊い犠牲の上になしえたものであることを忘れてはならない。悲惨な戦争の記憶を後世に継承していくことが私たちの責務であり、命の重み、平和の大切さを訴え続けていくことを誓います」と式辞を述べた。

また、和歌山大教育学部付属小学校6年の大河内寛仁さん(12)と加藤亜琉(あるる)さん(12)が「平和への願い」と題した自作のメッセージを読み上げた。このほか、市内の児童生徒らが作った千羽鶴が奉納された。

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