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ダンス、ミュージカル、殺陣… 和歌山・りら創造芸術高が10月19日に和歌山城ホールで公演

産経ニュース / 2024年9月13日 20時9分

公演に向けてアピールするりら創造芸術高の生徒ら=和歌山市

和歌山県紀美野町の「りら創造芸術高校」は10月19日、和歌山城ホール(和歌山市)で「第7回りらシアター」を開催する。全校生徒61人がダンス、ミュージカル、殺陣など学習の成果を披露。「2025大阪・関西万博」で上演予定の創作演劇「空海異聞(いぶん)」も公開される。生徒らは「やれることをすべてやって、舞台に臨みたい」と公演に向けて意気込んでいる。

今回の公演のテーマは「挑戦から、次の自分へ。」。当日は午前10時から、謎解きスタンプリレーを行う「子どもまつり」や美術展示などのイベントでオープンする。

舞台の開演は正午で、第1部は「前期総合授業発表会」として、ダンスやボーカルなどを繰り広げ、日ごろの成果を発表する。第2部ではオリジナルの演劇「空海異聞」を上演。世界遺産の高野山を開いた弘法大師空海(俗名・佐伯真魚(さえきのまお))の若き日の姿を描く。真魚がいかにして空海になったかをテーマに舞台を展開し、和歌山の文化や魅力を発信する。上演で2025大阪・関西万博への機運醸成も目指すという。

公演に向けて、2年生の下岡由奈さんは「心に響く舞台にしたい」。3年生の小林茉央さんは「ボーカルや油絵などいろんなことに挑戦してきたことを出したい」と意気込みを語った。

公演は入場無料。問い合わせは同校(073・497・9111)。

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