ツキノワグマ「ベニー」の生きた証しを 和歌山の市民団体がCFで剥製などの製作費募る
産経ニュース / 2025年1月21日 19時36分
和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)の「園長」を務めた人気者で昨年7月に31歳(推定)で死んだ雌のツキノワグマの「ベニー」の生きた証しを残そうと、動物園の活性化を目的に活動する市民団体「わかやまフレンZOOガイド」が、クラウドファンディング(CF)でベニーの剝製などを製作するための費用を募っている。
ベニーは平成6年4月に京都市動物園から来園。野生の習慣を保つため冬眠期間を設けて飼育され、冬眠の入りと明けの時期になると話題になっていた。27年に行われた園長選挙で動物初の「園長」に選ばれ、名実ともに同園を代表する存在だったが、昨年7月に老衰による心不全で死んだ。
目標額は120万円で、剝製や骨格標本の作製費用などに充てる。今年6月ごろに完成予定で、剝製と骨格標本は和歌山県内の博物館に寄贈されるという。
返礼品として「剝製台座への名前の刻印」(寄付額は個人3万円、法人10万円)▽「骨格標本作製ワークショップ参加と鼻型付きトートバッグ」(1万円)▽「足形色紙」(5千円)-などを用意している。
同団体事務局長の後藤千晴さんは「市民の人たちに大切にされてきたベニーと別の形で会えるようにするとともに、ベニーの存在から動物や地球環境のことも含めて考えられる取り組みにしたい」と話している。
寄付は3月15日まで、CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で受け付けている。問い合わせは同団体事務局(090・6729・8978)。
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