千葉国際芸術祭2025 「市民参加型」で展開 令和7年4月から本開催へ
産経ニュース / 2024年10月21日 14時24分
千葉市で来年4月から12月まで開催される「千葉国際芸術祭2025」について、総合ディレクターを務める中村政人氏と神谷俊一市長は21日、同市役所で会見した。市民参加型の芸術祭として、多くの市民が日常的にアートに触れたり、アーティストの制作に携わる機会を設け、街の魅力向上や、市民の創造性を育む祭典を目指す。
同芸術祭は原則的に3年に1度開催する。今回のコンセプトは「ちから、ひらく」。千葉の「地から」、人々の「ちから」が開花するといった思いを込めた。アート作品を回遊する従来の鑑賞型ではなく、芸術家による定期的なワークショップも開催するなど、体験重視型の芸術祭を掲げる。
現段階で決まっている実施エリアは西千葉周辺や、花見川周辺、市動物公園など8カ所。公募で海外の芸術家や、市ゆかりの若手アーティストの参加を呼び掛ける。住民らが作品制作の過程にかかわることもありそうだ。
会見で中村氏は「鑑賞するだけでなく、体験し、自分ごととして感じられるようなプログラムを作っていく。意識変容のきっかけをつくり、行動変容、社会変容を起こせたら」と意気込んだ。
神谷市長は「文化芸術は日常を豊かにする上で欠かせない。アーティスト、市民がともに取り組むことで、地域のつながりも生まれる。自然や文化、人材などの地域資源が再認識され、市自体の価値も高まっていく」と期待を示した。
来年3月までを「プレ期間」と位置づけ、さまざまなプロジェクトも展開。花見川団地商店街では、子供たちが不要になったおもちゃを持ち寄り、物々交換する「かえっこバザール」を11月9日に実施し、集まったおもちゃで制作したアート作品を展示する。来年2~3月ごろには、千葉市の教職員であれば誰でも参加できる作品発表会も開催する予定だ。(松崎翼)
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