自分の「取扱説明書」をつくって 今改めて考える「終活」 100歳時代の歩き方 イマサラQ&A
産経ニュース / 2025年2月2日 9時1分
人生の終わりのために行う「終活」。よく聞くし、「やらなくては」と思いながら、なかなか進まない人も多いだろう。改めて終活について専門家に聞いた。
Q 終活とはそもそも何ですか
A 人生の最期に向けて、起こるかもしれないことへの準備と対策をすることです。高齢になれば判断力が低下するかもしれないし、死後のことは自分ではできない。そういったときに周囲が困らないようにしておくのです
Q 確かにそうですね
A そのために情報を残しておくことが最も大切な終活です。ノートでも既製のエンディングノートでもいいので、情報を書き留めておきましょう。銀行口座や土地、株、投資信託、保険、年金のほか、パソコンやスマートフォンなどのデジタル遺産の情報です
Q いろいろありますね
A ノートには、意思表示ができない状態でも過ごしやすい環境を整えてもらえるように、嗜好や興味などが分かる、自分の〝取扱説明書〟を残しておくことも大事です。そして、情報を家族と共有する方法も話し合っておきましょう。私の場合ですが、スマートフォンの指紋認証を家族と共有し、緊急時には私のスマホを開けられるようにしています
Q ほかに準備しておきたいことは
A 葬儀に参列してほしい人の連絡先や菩提寺の連絡先なども残しておきましょう。ただ、供養に関する要望は残された人の立場で考え、書き残すなら理由もつけてあげてください
Q どういうことですか
A 本人が「火葬のみ」「散骨してほしい」と書き残せば、子供などは遺志を尊重したいと思うのが常です。ただ、子供自身がきちんとした供養をしたい、遺骨は残しておきたいと思うかもしれませんし、親戚などから異論が出るかもしれません。残された人が困ったり、後悔したりしないよう、生前に話し合っておく必要があります。要望は大切ですが、供養する側の目線で考えることも重要です
(回答者 行政書士 明石久美)
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