1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

児童が駅前イベント盛り上げ 大阪・池田でおさんぽマルシェ 30日、12月1日に開催

産経ニュース / 2024年11月15日 22時6分

おさんぽマルシェの企画を発表する児童ら=大阪府池田市立池田小学校

大阪府池田市の玄関口の阪急池田駅周辺で30日と12月1日に開催されるイベント「おさんぽマルシェ in IKEDA」に参加する市立池田小学校の児童らが、最後の準備に追われている。「理想のまちなかを作ろう」をテーマに約半年前からアイデアを出し合い、催しや広報活動について検討を重ねてきた。当日は、児童らがゲームや食べ物の屋台を運営し、訪れる家族連れらに楽しんでもらう。

おさんぽマルシェは、同駅前を居心地がよく、歩きたくなる「まちなか」にすることを目的としたイベント。実行委員会を務める市民団体「いけだエリアプラットフォーム(略称・エリプラ)」が今年5月から、池田小の6年生137人を対象に「理想のまちなかを作ろう」をテーマに出前授業を展開している。

地元とのつながりやイベント運営について学んでもらうのが狙い。児童らは6月に開かれたおさんぽマルシェを見学し、自分たちでどんな催しができるかを検討。射的やストラックアウトといったゲームのほか、ポテトやポップコーン、唐揚げなどの屋台、スノードームの製作体験などを実施することが決まった。

11月中旬には最後の企画発表会があり、児童らが具体的な企画の内容をはじめ、集客や売り上げの目標を提示。本番を想定した接客方法を実演した。児童らは互いに意見を出し合い、活発に議論していた。

エリプラは、令和3~4年度に国土交通省の「官民連携まちなか再生推進事業」の実施事業者として採択され、池田駅周辺地域のまちづくりに取り組んできた。事務局の秋沢晴香さんは「これまでは大人の理想を追求してきたが、今度は子供たちの意見が聞きたいと考え、池田小に協力をお願いした」と説明。池田小側も「イベントに向けて大人と真剣に議論し、地元への愛着を深める契機になれば」と快諾したという。

池田小の例を今後のおさんぽマルシェに生かす方針で、秋沢さんは「多くの子供たちが参加できるようにしたい」と話している。

おさんぽマルシェは午前10時~午後7時(12月1日は午後4時まで)。駅前公園やサカエマチ商店街などで開催される。(格清政典)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください