自転車レース「ツール・ド・フランスさいたま」、１１月に新都心駅周辺で 昨年１１万人超来場

自転車ロードレース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」＝2022年11月、さいたま市大宮区（那須慎一撮影）

自転車ロードレース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の今年の大会は、１１月２日にＪＲさいたま新都心駅周辺で開催されることが決まった。主催団体の一般社団法人さいたまスポーツコミッション（ＳＳＣ）と、さいたまクリテリウム組織委員会（会長＝清水勇人・さいたま市長）が発表した。

さいたまクリテリウムは平成２５年に始まった。市街地の公道で迫力あるレースを間近で観戦できるとあって人気を集めている。

今年、節目となる１０回大会を迎えるのを記念し、さいたまスーパーアリーナ（さいたま市中央区）の屋内のメインアリーナを通過するコースを初めて設定した。

また、メインレースでは、選手が観客らの声援に応えながらコースを走る「パレードラン」を初めて行い、記念となる大会を盛り上げる趣向も凝らされている。

このほかＪＲさいたま新都心駅周辺で、歴代大会で使用された選手のジャージーの展示なども予定されている。

来場者数は昨年、過去最高となる約１１万２千人を記録した。主催団体はそれを上回る規模を目指すという。