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さだまさしさんとの縁で実現 長崎の醤油会社、千葉・市川市に調味料寄付へ

産経ニュース / 2024年7月20日 18時13分

千葉県市川市は長崎市出身でシンガー・ソングライターのさだまさしさんを5月に市の親善大使に任命した。この縁もあり、長崎市の「チョーコー醤油」から22日、醤油やドレッシングなどの調味料が市川市に寄付される。市は寄付を受けた後、市内で子供たちに無料や定額で食事を提供する「こども食堂」に届け、食卓を楽しんでもらう考えだ。

さださんは中学時代にバイオリン修業のため長崎市から市川市の親戚を頼り、単身上京した。同市では約20年間を過ごした。

同市は、さださんがこの半世紀、数々の名曲を世に送り出した功績をたたえ、平成14年に「市民文化賞」を贈った。今年5月には、市の知名度アップにもつながればとの思いも込め、親善大使に任命した。

チョーコー醤油は以前から、都内のこども食堂のほか、食べ物に困る人たちに無償で配る「フードバンク」活動で、同社の商品を提供してきた。

同社の大岩豊司取締役本部長は、さださんの親類とは10年以上前から付き合いがあるという。

加えて、さださんの「親善大使就任」の知らせもあり、「市川市でもぜひ、役立ててもらいたい」(大岩本部長)との思いから、同社の商品の寄付を決めた。

大岩本部長は同市への寄付贈呈式に出席し、田中甲市長に目録を手渡す。ゆずやごまのドレッシング、だしの素、うすくちの醤油などをケース入りで提供する。

市こども施策課によると、市内には26カ所のこども食堂がある。令和5年度は延べ約4600人が利用した。

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