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勇壮に「ホイット」 祇園祭還幸祭で神輿進む

産経ニュース / 2024年7月25日 17時42分

又旅社の前で神輿を高く掲げる担ぎ手ら=24日、京都市中京区

祇園祭の還幸(かんこう)祭が24日夕から京都市中心部で営まれた。1週間にわたり四条御旅所(京都市下京区)に鎮座していた3基の神輿(みこし)が勇壮に氏子区域を練りながら、深夜に八坂神社(同市東山区)へ戻った。

中御座神輿を皮切りに、東御座、西御座がそれぞれ御旅所を出発。かつて御旅所だった大政所(おおまんどころ)御旅所(同市下京区)や、祇園祭発祥の地で、かつての神泉苑の南端に位置する八坂神社の境外末社、又旅社(同市中京区)などで神事を行った。担ぎ手らが飾り金具を鳴らしながら「ホイット、ホイット」の勇壮なかけ声とともに神輿を振ると、沿道の人から盛んに拍手が送られた。

今年は円融天皇(959~991年)が天延2(974)年、御旅所を設けて神輿渡御を恒例とするように勅命を下してから1050年の節目。三若神輿会の近藤浩史会長(71)は「いろいろな中断はあったが、神輿を持って来られてよかった。これからも伝統を継承して大事にしたい」と話した。(田中幸美)

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