キャプテン翼・南葛SC選手らが「防犯キックオフ」 東京・葛飾区内でイベント

ボールを使った防犯クイズの様子を見つめるLiLiCoさん（左から3人目）と南葛SCの選手ら＝5日午後、葛飾区（外崎晃彦撮影）

犯罪のない地域の実現を推進する「全国地域安全運動」（11～20日）を前に東京都葛飾区を管轄する葛飾、亀有の両警察署は5日、「区民地域安全のつどい」を開催。サッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼のチームと同名で原作者の高橋陽一氏が代表を務める「南葛SC」の選手らがサッカーボールを使った防犯クイズなどを行った。

タレントのLiLiCo（リリコ）さんも登壇。「知らない人に優しいことを言われたら、まずは怪しいと思った方がいい」と特殊詐欺などに注意を促した。

葛飾署などによると、区内で今年8月までに発生した刑法犯の認知件数は1965件で前年同期比179件増。うち約4割が自転車の盗難で、盗まれた自転車の約7割が未施錠だった。

葛飾署の松田茂樹署長は「短時間でも自宅の敷地内でも、自転車のカギをかけるように」と呼び掛けた。