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ICTメロン初収穫、ジェラートも販売 「奈良のメロンを有名にしたい」

産経ニュース / 2024年7月28日 9時30分

収穫したメロンを手にする増井義久理事長(右)=奈良市

NPO法人「エムワイピー農場」(奈良市)は、近畿大農学部のICT(情報通信技術)農法を導入して栽培したメロンを初めて収穫した。

同法人は奈良市内の農園で、障害者が栽培に携わるユニバーサル農業を実践している。昨年近大からICT農法を紹介され、試験的に栽培を行ったところ手ごたえを感じたため、今春から本格的にメロン栽培に着手。種苗会社の萩原農場(奈良県田原本町)などからも助言を得て、今夏は2品種計2千個が収穫できた。

ただ、このうち出荷できる品質のレベルに達したものは約半数にとどまる。残りのものは、ジェラートなどに加工して販売する。13日には試食会が開かれ、メロンのほか、こうした加工品もふるまわれた。

増井義久理事長(63)は「収穫のタイミングなどを調整することで、メロンとして出荷できるものはまだまだ増やせるはず。今後も意欲的に取り組み、奈良のメロンを有名にしていきたい」と話している。

メロンはすでに売り切れ、現在は奈良市大宮町にある同法人の店舗でジェラートを販売している。問い合わせは同法人(0742・36・5122)。

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