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「草原に関心を」長野・小谷村で10月に全国草原サミット・シンポジウム開催へ

産経ニュース / 2024年7月4日 15時40分

長野県小谷村で10月4、5日に「第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり」(小谷村などでつくる実行委員会主催)が開かれる。実行委員会はシンポジウムや現地見学会などの参加者を広く一般から募集している。申し込みは今月24日まで、公式ウェブサイトで。

日本のふるさとの原風景ともいえる草原は、火入れや放牧、採草など農畜産活動を通じて人の手が入ることで維持されてきた。しかし、人々の暮らしの変化にともない、草原の維持と継承が課題となっている。

小谷村には、文化財の屋根に欠かせない葺屋根の材料となるカリヤスが取れる「牧の入茅場」「雨中ショクの茅場」がある。ともに文化庁の「ふるさと文化財の森」に設定されている貴重な茅場だ。

全国草原サミット・シンポジウムは平成7年からほぼ隔年で全国各地で開催。今回初めて小谷村で開かれることになった。

10月4日のシンポジウム(参加費1千円)では、牧の入茅場での研究報告や草原の生物多様性、草原の管理技術などの発表が行われる。5日には小谷村の2つの茅場や茅葺屋根の家の現地見学(参加費500円)を実施。自治体首長らによる「全国草原サミット」で大会宣言を行う。

実行委員会事務局の小谷村教育委員会は「草原の維持にはボランティアなど多くの人手が必要。大会を通じて関心を持ってもらえれば」としている。公式WEBサイトは「小谷村 草原サミット」で検索。

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