ファッションロス削減の社会実験 集まったのは服や小物など計702点 ふくのわ(8)
産経ニュース / 2025年2月12日 9時0分
まだ着られる衣類が廃棄されてしまう「ファッションロス」。大正大地域創生学部の岡山朋子教授は定期的な衣類回収について、ファッションロス削減の観点からも意義が大きいとする。
同大では昨年8~10月、衣類ごみの削減や災害廃棄物の抑制を目的とした社会実験「ファッションロス3Rプロジェクト」を実施。衣類回収や交換会などを計12日にわたって開催し、教職員や学生、近隣住民ら49人から、服や小物など計702点(重さ約192キロ)が集まった。
大々的な広報はしなかったが口コミで広まったといい、岡山教授の指導でイベントを主導した同大4年の関和史(かずふみ)さんは「こんなに集まるのか、と思った」とびっくり。とくに高齢者からは「次はいつやるのか」とよく質問されたといい、回収のニーズの大きさを実感したという。
交換会などで引き取られなかった衣類計502点(重さ約160キロ)は、産経新聞社が主催する「ふくのわプロジェクト」に寄付し、国内のパラスポーツ団体の支援に活用された。
関さんはこの社会実験で卒業論文を執筆。ファッションロスはアパレル業界の責任も大きい一方、「循環利用の推進に向けて、衣類回収は効果的だということが裏付けられた」と話し、実験について「非常に良い結果を生んだ」とまとめた。
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