印象をよくする就活メークを解説 明るく健康的に見せるには プロが指南 就活の極意

就活の印象を良くするためにはメークにも気を配ることが重要となる（岩崎叶汰撮影）

就職活動で内定を勝ち取るためには、内容はもちろんですが、印象や態度も重要になります。そのため、メークやヘアなど身だしなみにもきちんと気を配って、自信を持って面接に臨むことが内定を勝ち取るために欠かせない要素となります。しかし、どう気を配ればよいのか分からない学生も多いかと思います。自分らしさを表現する中で、面接官がどう感じるのかを分かっていないと、評価に大きく影響します。今回は就活メークについてお伝えします。

オシャレと身だしなみは違う

友達と遊ぶときや学校へ行くときは、自分の好きなファッションでおしゃれを楽しむのもよいですが、面接では好印象を抱いてもらえるよう身だしなみを整えることが大切になります。特に、大学生の「かわいい」と面接官の「感じがよい」は一致しないことが多く、注意が必要です。普段のメークではトレンドを取り入れたり、エッジをきかせたりと自分の好きなようにおしゃれを楽しめばよいのですが、就職活動では「相手からどう思われるか」を考慮してメークをすることが重要です。大学のキャリアセンターや保護者など、身近な人で結構ですので、相談して面接官の視点を取り入れるようにしましょう。

就職活動は第一印象が大事

面接は、話す内容だけでなく見た目から自分の印象を判断されてしまうことがあります。そのため、身だしなみには気をつけ面接官に好感をもたれるようなヘアメークをすることが重要になります。つけまつげやカラーコンタクト、派手なアイシャドーなどをする方はいないと思いますが、だからといってただ地味にするだけが就活メークではありません。

・元気を伝える健康的な肌

・熱意、意思を伝える目元

・ハキハキと自分を表現する口元

・りんとした眉

このようなポイントを意識して、魅力的な第一印象に仕上げましょう。

・肌を健康的に見せる

就職活動が忙しくなってくると、肌荒れやニキビ、クマができるなどトラブルがつきものです。普段から健康的な食生活を心がけ、きちんと保湿などのケアをしましょう。クマなどはコンシーラーで隠し、ナチュラルなファンデーションを使用しましょう。

・「目の大きさ」よりも「目の力」を伝えられるように

アイライナーは濃く太くなり過ぎないように気を付けましょう。アイシャドーで自然なグラデーションを作ります。マスカラは濃くつけすぎないように注意しましょう。マスカラが苦手であれば、アイラッシュカーラーでまつ毛を上げるだけでも目力がアップします。

・「グロス」ではなく「口紅」を使用する

就活中はテカテカ、ツヤツヤした口元はあまりふさわしくありません。グロスではなく口紅を使用しましょう。色が濃すぎないベージュ系や薄めのピンク系を選びましょう。

・眉はきりっと太めに

パウダータイプのアイブローを使用するのがおすすめです。眉を整えると顔のバランスも整います。左右の眉のバランスを確認しましょう。

このように、メークの力をうまく利用して、魅力的な第一印象に仕上げましょう。メークには自分に自信をつけるパワーがあると思いますので、スキルを身につけて自信を持って面接に臨んでください。（「内定塾」講師　齋藤弘透）

ここ十数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。今年は特に変化の年になります！新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。東京、大阪の主要都市を中心に全国８校舎を持つ、就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が、就活事情の最前線をご紹介します。

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