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「渋沢栄一」関連企業は167社 上場企業が半数以上、令和の日本経済でも確かな存在感

産経ニュース / 2024年7月3日 11時16分

(帝国データバンク調べ)

民間調査会社の帝国データバンクは、新一万円札の肖像に起用された渋沢栄一を巡り、「渋沢栄一関連企業」の調査結果をまとめた。「公益の追求」を信条とした渋沢が設立に関わった企業を母体とし、現在も事業を継続している関連企業は167社に上ることが判明。そのうち上場企業は98社と半数以上を占めている。

渋沢は「日本資本主義の父」とも称された明治時代の実業家で、令和3年には渋沢をテーマにしたNHKの大河ドラマ「青天を衝(つ)け」が放映されて話題を呼んだ。

帝国データバンクによると、令和5年時点の売上高(単体)では、エネルギー企業として国内トップシェアを誇るENEOS(東京都千代田区)が最も高く、10兆円を上回った。日本で最初の銀行として明治6(1873)年に開業した第一国立銀行を源流とするみずほ銀行を含め、メガバンクも上位を占めている。

業種別では、製造業が49社と全体の約3割を占めており、金融・保険や運輸・通信のほか、電気・ガス事業者などインフラ関連の業種が多いのも特徴。業歴別では、設立から100年を超える老舗企業も110社に上っている。

渋沢が設立に関わった多くの企業が、令和の日本経済でも確かな存在感を示しているといえそうだ。

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