神戸ポートタワー、リニューアル後来場者が50万人突破 金沢市の４人家族に記念盾贈呈

リニューアルオープン後、年間50万人目の来場者となった井口周人さん（中央左）ら一家＝24日午前、神戸市中央区の神戸ポートタワー（泰道光司撮影）

港町・神戸のランドマーク、神戸ポートタワー（神戸市中央区）で24日、昨年4月のリニューアルオープン後の来場者数が大台となる50万人を突破した。同日午前10時35分ごろ、50万人目の来場者が神戸ポートタワーを訪れ、展望フロアで記念セレモニーが行われた。

50万人目となったのは金沢市から旅行で訪れた井口周人さん（31）と妻の幸さん（31）、長女の結月（ゆづき）ちゃん（3）、次女の凪彩（なぎさ）ちゃん（1）。一家には記念として、ポートタワーの切り絵が載った記念盾などが贈呈された。

井口さんは「長女の誕生日で来たが、まさかのことでびっくりした。光栄で、娘のいい誕生日になった」と笑顔を見せた。

ポートタワーは昭和38年に開業した。令和3年から改修工事のため休業し、昨年4月にリニューアルオープン。約9カ月での50万人達成となった。年度別の来場者数が50万人に達したのは、阪神大震災前の平成5年度の68万5751人以来だという。