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学童保育、夏休みだけでもOK 神戸市が一部施設で開始 久元市長「ニーズ高く、できるところからスタート」

産経ニュース / 2024年7月24日 6時0分

学童保育中の外出で笑顔を浮かべる子供たち(神戸市提供)

神戸市は子供の居場所づくりの一環として、夏休み期間中だけでも学童保育を利用できる取り組みを一部の施設でスタートさせた。これまでは長期休暇中も通年利用の子供だけを受け入れていたが、共働き世帯の増加などによるニーズの高まりに対応した。久元喜造市長は「できるだけ早く全施設で実施できるようにしたい」と述べた。

学童保育は、保護者が仕事などで家庭にいない時間帯に子供を安全な環境で預かる仕組みで、市内では児童館など250施設で実施。共働き世帯の増加の影響で利用者数は右肩上がりに増えており、今年は1万9206人が利用している。

市が昨年度に実施した子育て世帯への調査では、回答のあった約1800人のうち、「長期休暇のみの受け入れを希望する」と答えた人が57・6%に上った。求めに応じる形で、今年から過密でない施設で夏休み期間だけの子供の受け入れの開始を決定。パートなどで小学校のある時間帯だけ働く保護者のいる世帯などの利用を見込む。

今年の夏休み期間中は、8区の計20施設で受け入れをスタート。受け入れのない東灘区についても来年度以降の実施を目指す。

久元市長は「一部の施設で始めると不公平感から批判が出る懸念があったが、重要性は高まっており、できる所からスタートさせることにした」と説明した。

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