「早めの決定ありがたい」「実家でやることない」台風７号計画運休で旅行客にも影響

台風７号は１６日に関東に接近する見通しで、東海道新幹線が終日計画運休するなど、お盆のＵターンに大きな影響が出る恐れがある。ＪＲ東京駅などでは１５日、旅先の変更や日程を切り上げて早めに帰省する人の姿が見られた。

「東海道新幹線は１６日、東京、名古屋間で終日運休をします」。東京駅構内では１５日正午ごろ運休を知らせるアナウンスが頻繁に流れた。

千葉県松戸市の自営業の男性（４５）は友人に会うために大阪府内に滞在していたが、予定を１日早く切り上げて、１５日に帰ってきたという。「１４日に大阪入りしたので『とんぼ返り』になってしまったが、早めに運休を知らせてくれるのはありがたい」と語る。

東京都北区の地方公務員の男性（２８）は１３日に大阪府内の実家に帰省した。予定があり、１６日には東京に戻って来るつもりだったが、運休によって実家にとどまることにしたという。「いくら久しぶりの帰省でも、もう実家ですることもない…」と苦笑し「来週の月曜から出勤。週末も台風が激しかったら危ないですよね」と気をもんでいた。