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阪神大震災克服した強者 47歳〝高齢〟「ガーじぃ」はスマシー古参 ロングノーズガー  神戸須磨シーワールドの仲間たち

産経ニュース / 2024年6月21日 11時50分

阪神大震災の難局も乗り越えたロングノーズガーの「ガーじぃ」=神戸市須磨区の神戸須磨シーワールド(二星昭子撮影)

神戸須磨シーワールド(スマシー)では、スマスイの愛称で親しまれた前身の神戸市立須磨海浜水族園時代から展示されていた「ピラルク」などの淡水魚も楽しめる。

ピラルクも個性的な表情を見せてくれるが、「ロングノーズガー」も魅力的な淡水魚の一つ。その名の通り、先端に鼻が付いた長い口が特徴。主に北米の河川や湖に生息しており、スマシーには47歳と〝高齢〟の「ガーじぃ」がいる。

平成7年の阪神大震災では、停電で取水できなくなり、ボンベの故障による酸素不足や寒さで多くの魚が死んでしまった。だが、ロングノーズガーは北米の魚で、ある程度の寒さには耐えられる上、長い鼻を水面に出して呼吸できたことで、ガーじぃも生き残った。

魚類展示課の長田信人さん(43)によると、水槽の中で一番小さく、頭から尻尾にかけて幅が広い1本の黒い模様が入っているのがガーじぃ。

ロングノーズガーに性別はあるものの、外見からは判別できないといい、「もしかしたら『ガーばぁ』かもしれない」という。

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