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「在来種守ろう」アメリカザリガニ釣り大会、和歌山・田辺の湿田で8月に7年ぶり開催

産経ニュース / 2024年7月24日 19時53分

過去に開かれたアメリカザリガニの釣り大会の様子=和歌山県田辺市(同市提供)

和歌山県田辺市は8月24日、メダカやギンブナ、カワニナなどが暮らす同市本宮町皆地の湿田「ふけ田」で、在来種を食べる外来種のアメリカザリガニを釣る大会を開く。開催は平成29年度以来7年ぶりで、市の担当者は「みなさんの協力でアメリカザリガニを少しでも減らしたい」と話している。

市によると、ふけ田は市施設の「皆地いきものふれあいセンター」内にあり、周辺の山や森から流れてくる水で満たされ、豊富な在来種が暮らしていた。だが、昆虫や小魚などを食べるアメリカザリガニの増殖で、生息する生き物が減ってきたという。

アメリカザリガニの釣り大会は19年度に開始。大会での捕獲量は26年度1148グラム、27年度1831グラム、28年度571グラム、29年度1138グラムに達し、大会を続けて個体数が減ったことなどから、30年度以降は開催していなかった。個体数が再び増えてきたため、今回の開催を決めたという。

大会は午前10時~正午に開かれ、事前に先着順で50人を募集。無料。田辺市本宮行政局住民福祉課(0735・42・0004)に電話などで申し込む。

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