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タルタルソースたっぷりのエビフライに食欲そそられる「洋食GURa」 グリル一平で10年修業の店主 昨冬オープン 神戸 もっと勝手に美食倶楽部

産経ニュース / 2024年6月29日 7時0分

料理を盛り付けるオーナーシェフの小倉裕太さん

毎日詰めている記者クラブのある兵庫県庁の近くで、大好きな洋食を楽しめる店を探していると、インスタグラムで、昨年の冬に開業したばかりの洋食店「洋食GURa(グラ)」(神戸市中央区)を見つけた。タルタルソースがたっぷり添えられたエビフライや、デミグラスソースのかかったハンバーグが、アップに写された写真の数々に食欲をそそられ、店を訪ねると、オーナーシェフの小倉裕太さん(37)が笑顔で出迎えてくれた。

香川県で料理の専門学校を卒業後、神戸の老舗洋食店「グリル一平三宮店」(同区)で約10年間、腕を磨いた。自分の店を持ちたいとの思いを抱いて修業を続け、昨年12月に念願の店をオープン。開店以来、グリル一平の味を大事にしつつ、少しずつ工夫を重ね、オリジナルのアレンジを加えたこだわりの料理を提供している。

メニューには、洋食店の定番のオムライス(900円)や、ハンバーグ(1400円)、ビーフカツ(2千円)などが並ぶ。どの料理も魅力的で悩んだが、小倉さんのおすすめで3種の揚げ物が味わえるミックスフライ(1200円)を注文した。

注文から数分後、ボリューム満点のフライを載せた一皿と、ライス、みそ汁が運ばれた。サクサクの衣をまとったエビフライには、隠し味にタバスコを入れた自家製タルタルソースがたっぷりとかかり、食べ応えがある。名古屋のご当地ウスターソース「ヒカリソースブラック」を使ったコクのあるソースと、肉がぎっしりと詰まったミンチカツの相性は抜群で米がすすむ。

付け合わせのサラダには、淡路島産のタマネギをふんだんに使ったドレッシングがかかっており、さっぱりとした味わい。あっという間に完食し、腹も心も満たされた。

神戸には、グリル一平で修業を積んで独立した洋食店がひしめくが、そんな店があまりない〝穴場〟の県庁付近に店を構えると、開店から半年で、近隣の住民や近くで働く人らに愛される人気店に。「皆さんのランチのルーティンに入れてもらえたら」と小倉さん。その言葉通り、次回訪問した際に頼みたいメニューを自然と考えていた。

神戸市中央区下山手通4の13の1。営業時間は、ランチが午前11時~午後2時半(ラストオーダー)、ディナーが5時~7時45分(同)。日、月曜定休。7月から一部メニューで値上げ予定。JR元町駅、阪神元町駅から徒歩約6分。問い合わせは(078・600・0122)へ。

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