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岩手山バックに牧草の一番草の刈り取り作業 高温で夏枯れの懸念も

産経ニュース / 2024年5月21日 18時51分

岩手山麓の牧場で始まった牧草の刈り取り=21日、盛岡市

好天に恵まれた21日、岩手県最高峰の岩手山(2038メートル)が姿を現し、麓の牧場では南部片富士と称される美しい稜線をバックに収穫期を迎えた牧草の一番草を刈り取る専用の機械を曳いたトラクターが走り回っていた。

この牧場は農水省所管の独立行政法人家畜改良センター岩手牧場で、盛岡市と滝沢市にまたがる敷地面積は東京ドーム約140個分の638ヘクタール。乳用牛の育種改良事業を手がけ、約800頭のホルスタインが飼育されている。

牧場内の約420ヘクタールのほ場で牧草とトウモロコシなどを栽培、年間約8000トンの粗飼料を生産し、自給している。刈り取り作業をしているのは一番草は寒地用のオーチャードグラス。

同牧場の熊谷信之飼料管理係長は「4月の平均気温が12・2度と平年より3度高く、生育は順調だが、このまま気温が高い状態が続くと夏枯れの懸念もある」と表情を曇らせていた。

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