西大寺本堂傷み進み、令和11年以降半解体修理へ 工事費は約30億円
産経ニュース / 2024年12月5日 10時29分
真言律宗総本山・西大寺(奈良市)は同寺で開いた同宗布教師会で、重要文化財に指定されている本堂の修理を令和11年から実施する方針を明らかにした。同寺本堂は江戸時代の建築で、初の本格的な修理となる見込み。
現在の西大寺本堂は木造瓦葺(ぶ)きの大規模な近世仏堂として貴重な建造物で、堂内には本尊の釈迦如来立像(重文)を安置している。10月には真言律宗で最も重要な法会(ほうえ)「光明真言土砂加持(こうみょうしんごんどしゃかじ)大法会」が営まれる。
しかし寺によると、屋根や柱などの傷みが激しくなっており、半解体修理が必要な状況という。修理には約11年間かかる予定で、工費は約30億円としている。また、修理中の法会の会場など検討する課題も多いという。
辻村泰範執事長は「末寺などの協力を得て資金を確保する組織づくりも必要で、修理に向けた心構えをみんなで認識したい」と話している。
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