1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

闘病中の子供に家族写真を 国立循環器病研究センターで出張撮影会 あけみちゃん基金

産経ニュース / 2024年10月9日 16時25分

院内の即席スタジオで写真撮影に臨む女児。「闘病中のいい思い出になった」と両親も喜んだ

闘病で入院を余儀なくされる子供に家族との記念写真を撮影する機会を作ろうと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)で9日、出張撮影会が行われ、色鮮やかな衣装を身に着けた子供たちがカメラに向かって満面の笑みを見せた。

国内外の心臓病の子供たちを救う「あけみちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)と、子供写真館大手「スタジオアリス」(大阪市北区)が企画。ドレスなどの衣装や撮影用機材などを持ち込み、院内に即席のスタジオが登場した。

撮影に臨んだのは入院中の子供10人とその家族。写真館で家族写真を初めて撮る子もいて、目を輝かせながらお気に入りの1着を選び撮影へ。カメラマンや看護師がぬいぐるみで気を引いたり「いい笑顔だね」など声をかけたり和気藹々(あいあい)とした雰囲気で撮影が進んだ。

小児用補助人工心臓「EXCOR」を装着し、心臓移植を待つ女児(8)は「何日も前から楽しみだった。写真はパパに財布に入れて持ち歩いてもらう」とにっこり。両親も「いい思い出になった」と話した。

先天性の心臓病で入退院を繰り返す高木燈(あかり)ちゃん(3)は生まれたばかりの弟と両親とで初めての家族写真を撮った。母、紗千さんは「外出しての撮影は体調が不安。先生たちに見守られての撮影で安心できた」と話した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください