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おなかに〝顔〟のイラスト 富良野市で「北海へそ祭り」開幕、660人が会場練り歩き

産経ニュース / 2024年7月28日 23時37分

いろいろな〝顔〟が会場を賑わせた=28日午後7時すぎ、北海道富良野市(坂本隆浩撮影)

腹部にさまざまな「顔」を描いた踊り手たちが練り歩く北海道富良野市の奇祭「北海へそ祭り」(実行委員会主催)が28日に開幕した。地元をはじめ、道外や海外から約3万2000人の観光客が集まり、ユニークな腹踊りを楽しんだ。

北海道の緯度と経度の中心点にまちがあることから、人間の体の真ん中を指す〝へそ〟にちなんだ祭りとして毎年開催。今年は午後5時ごろから地元のへそ踊り保存会メンバーによる実演や子どもへそ踊り大会などが行われた。

午後7時から始まったメインの「北海へそ踊り大会」には、地元企業や有志グループなど21チーム約660人が出場。「図腹」と呼ばれる顔のイラストなどをおなかに描き、お囃子(はやし)に合わせて体をくねらせたり、踊ったりしながら会場を練り歩いた。飛び入り参加する外国人観光客や子供たちも多く、歓声をあげながら祭りを盛り上げていた。

北海道恵庭市の五十嵐趣美さん(49)は「へそ祭りに来るのは20年ぶり。踊っている様子が楽しそうだった」とにっこり。いとこの友定祥子さん(45)ら親族3人で一緒に観覧し、「来年は自分たちも踊りに参加してみたい」と意気投合していた。

勤務先のチームで参加した会社員の七宮恭一郎さん(55)は踊り終えて「冷たいビールを楽しみにしながら踊りました」と満足そうに話していた。

祭りは29日も午前10時から和太鼓やバンドの演奏で始まり、午後6時にみこし渡御、午後7時から北海へそ踊り大会が行われる。(坂本隆浩)

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