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優雅に堂々と 祇園祭・長刀鉾の稚児が「太平の舞」を披露

産経ニュース / 2024年7月5日 18時28分

禿の2人とともに稚児舞を披露する西川雅基さん(中央)=5日、京都市下京区

祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行で先頭を進む長刀(なぎなた)鉾の稚児、西川雅基さん(11)=京都市立洛央小6年=らが5日、鉾の上で舞う「太平の舞」を長刀鉾会所(京都市下京区)の2階から披露した。

この日は披露に先立ち、神事始めにあたる「吉符入(きっぷいり)」が行われた。長刀鉾保存会の井上俊郎代表理事(67)ら役員が集まる中、西川さんと、稚児の補佐役の禿(かむろ)を務める小川門土(もんど)さん(7)=市立朱雀第七小2年、西淵一登(いちと)さん(8)=市立洛央小3年=の3人の名前が書かれた吉符を神前に供えた。

西川さんは蝶トンボの冠を被り、青海波と鶴に扇面の柄の振り袖、若草色のかみしも姿。囃子(はやし)に合わせ、窓から大きく身を乗り出しながら優雅に舞うと、集まった人たちから拍手が起こった。舞いには道中を清め、疫病退散を祈る意味がある。

西川さんは「80点の出来。緊張したけど最後まで頑張れてよかった」とほっとした様子だった。(田中幸美)

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