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「ひこにゃん」「いいのすけ」新イラスト完成、原作者もへろんさん描き下ろし

産経ニュース / 2024年6月17日 12時45分

滋賀県彦根市は、LINEスタンプやスマートフォンアプリ用に公開してきた人気キャラクター「ひこにゃん」と「いいのすけ」のイラストのリメイク版20点が新たに完成したと発表した。原作者もへろんさんが描き下ろした作品で、商標使用もできる。

ひこにゃんは、彦根藩井伊家2代当主・井伊直孝公を寺の門前で手招きし、雷雨から救ったと伝えられる「招き猫」と、井伊軍団のシンボルともいえる赤備え(あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。

いいのすけは、彦根に古くから「伊賀者(いがもの)」として召し抱えられた忍者の末裔(まつえい)という設定。特技は忍術。縮身の術(小さくなる術)やペラ分身の術(ペラペラの体で分身する術)を駆使し、ひこにゃんの出陣に合わせてお忍びで外出することもあるという。

今回新たにリメイク版イラストを作るため、昨年9~10月、Googleフォームを使い、全28点のイラストから好みの5点を選ぶアンケートを実施。376人から計1880票の回答があり、その結果に基づいて上位20点を選定した。

選定されたひこにゃんのイラストは、「ありがとう」「おめでとう」のポーズや、正座してお茶を飲む姿などを描写。

いいのすけのイラストは、「OK」「おみごと」のポーズや、刀を手に構える姿などを描いている。

市によると、今回の追加で商標使用が可能なひこにゃんは全部で44点(イラスト32点、写真12点)、いいのすけは全部で10点(イラスト10点)となった。

今回の20点も既存のイラストと同様、「ひこにゃんデザインマニュアル」「いいのすけデザインマニュアル」に基づき、単色・ネガタイプでの使用や部分的な使用(顔の部分だけの使用)、一部分の省略(刀、お団子などひこにゃんやいいのすけが持っているものや、座布団などの省略)、他の図形などと組み合わせての使用、シルエットでの使用などが可能。これまでの商標許諾と同じ手続きで、使用の申請を受け付ける。

市の担当者は「商標として使用してもらうことで、さらに愛されるキャラクターに成長してほしい」と話している。

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