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能登半島災害派遣にあたる陸自・中部方面隊、兵庫・伊丹で創隊記念行事 犠牲者に黙禱

産経ニュース / 2024年10月6日 13時43分

陸上自衛隊中部方面隊の創隊64周年記念行事が6日、伊丹駐屯地(伊丹市)で行われ、観閲式に隊員479人が整列した。

中部方面隊は9月に石川県で発生した大雨による災害対応にあたっているため、今年は行事を縮小。訓練の展示や一般開放を中止した。

参加者らは能登半島地震・豪雨災害の犠牲者に黙禱(もくとう)をささげた。

中部方面総監の小林弘樹陸将は部隊を巡閲。年始に起こった能登半島地震での災害派遣や、ロシアによるウクライナ侵攻など厳しい国際情勢を踏まえ、隊員らに向けて「地域の皆さまからの『期待値』は極めて高いことを認識しつつ、引き続き部隊精強化のために尽力してもらいたい」と訓示。「中部方面隊は国民の生命と財産を守るため引き続きあらゆる事態に備えてまいります」と式辞を述べた。

能登での災害派遣では第10師団を中心に不明者の捜索のほか、被災者の入浴支援や被害を受けた道路の啓開などを行った。

中部方面隊は昭和35年に創設。近畿、中四国、東海、北陸の2府19県の防衛や災害派遣を担う。

来年1月には、南海トラフ地震への対処能力向上を目的に大規模な災害対処訓練「南海レスキュー」を実施する予定。

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