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80代姉妹と「財産管理契約」2千万円着服疑い 介護施設元社長を逮捕

産経ニュース / 2024年6月26日 19時38分

80代の姉妹と財産管理の契約を結び、キャッシュカードを不正利用するなどして現金約2千万円を着服したとして、大阪府警は26日、業務上横領などの疑いで、姉妹が利用していた介護施設の運営会社「アッラサルテ」元社長、西影由貴(ゆうき)容疑者(38)を逮捕した。「お願いされたのでやった」と容疑を一部否認している。

西影容疑者は姉妹の通帳やキャッシュカードを管理し、不正に引き出していたほか、自宅も売却させて約800万円を受け取るなど全財産を奪ったとみられる。

府警によると、姉妹は体が不自由で平成31年から施設を利用。西影容疑者は令和3年春ごろ、姉妹に「お金を使いすぎるから、僕が財産管理してあげる」と持ちかけ、信じた姉妹に大阪市内にある一戸建ての自宅を売却させたり、生命保険を解約させたりしていた。

逮捕容疑は令和3年5月~5年7月、姉妹から預かったキャッシュカードで約2千万円を引き出し着服したとしている。

府警によると、西影容疑者は着服した金を借金返済や施設の運営費に充てていたとみられる。姉妹は自宅売却後は文化住宅に居住し、口座残高は数百円だったという。

西影容疑者に財産を管理されていることを姉妹から聞いたマンションの清掃員らが不審に思い、5年8月に府警に相談し事件が発覚した。

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