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「換気の徹底 濃度測定し結果公表」 万博会場のガス爆発事故受け安全対策を公表 万博協会

産経ニュース / 2024年6月24日 19時10分

2025年大阪・関西万博の工事現場で今年3月に発生したガス爆発事故を受け、日本国際博覧会協会(万博協会)は24日、学識経験者らの意見を踏まえてまとめた安全対策を発表した。来年4月からの会期中、事故が起きたエリアでガス漏れ対策や換気を徹底し、会場全体でもガス濃度を測定し結果を公表する。

事故は3月28日、会場内のトイレで、地中の廃棄物から発生し、地下空間にたまったメタンガスに溶接作業の火花が引火。コンクリートの床約100平方メートルや屋根材などを破損したが、けが人はなかった。

新たな安全対策では事故が起きたグリーンワールド(GW)工区内のトイレで、地下空間からガスが漏れ出ないよう便器や配管の隙間を埋め、地下空間と天井内で換気設備を24時間稼働。屋外ではマンホールのふたに穴をあけて地下にガスがたまるのを防ぐ。会場全体でガス濃度を継続して測定し、結果を万博協会のホームページなどで公開するほか、測定値が基準を上回った場合は入場制限を行い対策をとる。

万博協会の担当者は「この対策で安全な会場として供用できると考えている。事故を戒めに万全の対策を期し、事故をゼロにするつもりで取り組む」と話していた。

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