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受験生狙った痴漢・盗撮に注意、京都府警など対策強化へ

産経ニュース / 2025年1月16日 15時5分

本格的な受験シーズンを迎える中、京都府警や鉄道事業者が受験生を狙った痴漢や盗撮への警戒を強めている。16日には京都駅のコトチカ広場(京都市下京区)で一連の対策の「スタート式」が行われ、防犯グッズを紹介したり、チラシを配布したりし注意を促した。受験生が安心して受験に臨むことができる環境確保のため、3月末まで対策を強化するとしている。

この日の式には、府警の警察官のほか、鉄道事業者や学生ボランティアらが出席。「盗撮防止ミラー」や犯罪を抑止する啓発ポスターなどを披露した。

盗撮防止ミラーは、エスカレーター周辺の壁に貼り付けることで広範囲を見渡せる仕組みになっている。死角になりがちな背後に意識を集中させ、盗撮されるリスクが自覚できるという。学生の利用が多い京都駅やJR山科駅などに計18枚設置されている。

参加者らはその後、痴漢や盗撮被害に遭ったときや、目撃した際の対応がまとめられたチラシを駅の利用者に配り、注意喚起した。

府警によると、令和6年の盗撮の摘発件数は344件で、事件の約3割が駅構内で起きていた。また痴漢の摘発件数は45件。バスや電車内での被害が目立った。

大学入学共通テストが18日から始まるのを前に、試験会場となる京都大で16日、会場の案内や地図、注意事項を記した立て看板が設置され、準備が進められた。大学入学共通テストを皮切りに受験シーズンが本格化する。

京都府内では17大学が試験会場となり、前年度とほぼ同数の9398人が受験する予定だ。

京大では5カ所の試験会場が設けられ、最多の1958人の受験者が訪れる。試験当日は、受験者と試験関係者以外は構内に立ち入らないよう呼び掛けている。(堀口明里、杉侑里香)

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