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スモールに大阪勢11校出場 樟蔭〝妖怪〟の振りで魅了 初芝立命館も決勝進出 高校ダンス部選手権・全国準決勝初日

産経ニュース / 2024年8月15日 20時42分

横浜市西区のパシフィコ横浜で15日に開催された高校ダンス部の日本一を決める「第17回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」全国準決勝大会初日のスモールクラス(2~12人)。大阪府内から11校が出場し、樟蔭(東大阪市)と初芝立命館(堺市)の2校が9月1日に日本工学院アリーナ(東京都大田区)で行われる全国決勝大会へ進出が決まった。決勝は逃したが、特別賞のFOD賞に大商学園(豊中市)が選ばれた。

樟蔭 世界的振り付け師が指導

ダンスタで初めての日本一を狙う樟蔭。上半身が白の衣装で、10人が「人間の欲」をテーマに、人間ではなく〝妖怪〟のような踊りを披露した。世界的に有名な振付師の指導を受けたもので、部長で3年の高島向日葵(ひまわり)さん(18)は、この日の舞台について「めっちゃ楽しかった。妖怪を憑依させるような難しいダンスだが、自分たちが伝えたいことも出し切れた」と振り返り、2週間後の決勝で「絶対日本一を獲りたい」と宣言した。

初芝立命館 「3年ぶりの優勝を」

スモールクラスで令和3年に全国優勝して以来、3年ぶりの優勝を目指す初芝立命館。悪魔と戦い「助けを叫ぶ魂の踊り」をテーマに、12人が息の合った演技を見せた。

部長で3年の大北莉子(りず)さん(17)は、台風の影響を受けた昨年の大会について「落ち着いて演技できなかった」と語る一方で、「今年はみんな落ち着いて、決勝につながる演技ができた」と話した。

自身も3年前の先輩らの姿に憧れて同校に入学しており、「バトンを引き継ぐ形で、弱点を修正し、目標の全国優勝を勝ち取りたい」と意気込みを語った。

大商学園「校名広められた」

惜しくも決勝進出を逃したものの、特別賞のFOD賞を受賞した大商学園は、9人が「瞬感」をテーマに「大人っぽい雰囲気」を演出し、会場を魅了した。

「広い舞台で踊れて、先生や保護者ら周囲にすごく感謝したい。一体感がある演技ができた」。部長で3年の鶴田みのりさん(18)は笑顔を見せた。2年連続の全国大会出場。「(大商学園の名前を高校ダンス界で)知ってもらえるような踊りができた」と手応えを感じていた。(西川博明、弓場珠希)

主催:ストリートダンス協会、産経新聞社、フジテレビジョン

後援:スポーツ庁、全国高等学校体育連盟ほか

特別協賛:エースコック

協賛:西武鉄道、ポカリスエットほか

運営統括:ブルースプラッシュ

公式配信サイト:FOD

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