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滋賀・高島市長選 新人2人が出馬表明、独自の地域活性化策提言

産経ニュース / 2024年7月23日 18時42分

任期満了に伴う滋賀県高島市長選(来年1月19日告示、26日投開票)に、NPO法人理事の北川渉氏(39)と、元高島市議の今城克啓(いまきかつのぶ)氏(54)の新人2人が無所属での立候補を相次いで表明した。北川氏は19日、今城氏は23日に表明。いずれも若者や子育て世代を引きつける地域活性化を最大の市政課題とし、独自の政策を提言した。

3期目の現職、福井正明氏(72)は、いまのところ市長選への態度を明らかにしていない。

北川氏は高島市出身。びわこ成蹊スポーツ大在学中にスポーツ塾「TAKASHIMA SPORT CLUB」を創業。卒業後の平成20年にNPO法人「TSC」として法人化し、スポーツを通じたまちづくりに取り組んできた。

北川氏は「住み心地が良く、観光のポテンシャルにあふれ、有力企業も多い高島の強みが、まちづくりに生かされていない」と現状を指摘。官民連携のまちづくり会社を市内数カ所に創設することで民間の力を引き出し、地域の特性を生かした観光誘客や産業育成を進めて、所得向上につなげるとした。

今城氏は京都市出身。京都大を卒業後、滋賀県庁に入庁。平成8年に高島市に移住した。県庁では自然環境保全課の勤務が長く、高島市にも4年間出向した。29年の市議選で初当選。今回の市長選立候補のため、市議を2期目で辞職した。

今城氏は「20~50代の世代がこの20年で3割減少しており、若者と子育て世代を引きつけるまちづくりを進めなければならない」とし、都市部の企業や大学のオフィス誘致によって雇用を創出すると提案。誘致のため市職員の営業スキルを向上させ、官民の協働体制を築くための新部署を設置するとした。

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