「酔って覚えていない」 大阪・柏原市、45歳職員を停職処分 自転車盗み酒酔い運転

大阪府柏原市は17日、飲酒後に他人の自転車を盗んで運転し、奈良県警に窃盗と道交法違反（酒酔い運転）容疑で書類送検されたとして、市危機管理課参事兼課長補佐の男性職員（45）を同日付で停職2カ月の懲戒処分にした。市の調べに対し、男性職員は犯行を「酔って覚えていない」と話しているという。

市によると、男性職員は市福祉総務課参事兼課長補佐だった2月3日未明、同市内で飲酒後に路上にあった自転車を無断で乗り、奈良県内で溝に落ちる自損事故を起こし、頭部など全治1カ月の重傷で一時入院した。奈良地検が4月17日付で不起訴処分にしたという。

市は4月の人事異動後に男性職員の犯行を知り、今回の懲戒処分を決めた。