「生活苦で、母殺して死のうと」85歳母絞殺、容疑で出頭した息子逮捕 大阪・岸和田

首を絞めて母親を殺害したとして、大阪府警岸和田署は15日、殺人の疑いで、大阪府岸和田市野田町に住む理髪店従業員、谷村文晶（ふみあき）容疑者（55）を逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は、13日午後11時ごろ、母親の谷村福枝さん（85）の自宅2階の居間で、電源コードやタオルで首を絞めて窒息死させたとしている。

同署によると、福枝さんは岸和田市内で理髪店を経営しており、文晶容疑者は従業員として働いていたという。文晶容疑者は15日午前4時半に同署に出頭。「生活苦のため、母を殺して自分も死のうと思った。母親がお金を無心してくることもあった」などと説明しているという。文晶容疑者は自身の手首を切るなどしたが死にきれず、出頭したと説明。同署が詳しい事情を調べている。