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世界で注目の国産ウイスキー、サントリーが山崎蒸溜所公開、品質向上の取り組み説明

産経ニュース / 2024年10月8日 19時38分

サントリーホールディングス(HD)は8日、ウイスキーの主力銘柄「山崎12年」が9月に開かれた酒類の世界的品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」で最高賞を受賞したことなどを受け、「山崎蒸溜(じょうりゅう)所」(大阪府島本町)を報道陣に公開し、海外で人気が高まる国産ウイスキーの品質向上への取り組みを説明した。

同蒸留所は着工から昨年10月で100年を迎えたのを機に、山梨県北杜市の「白州蒸溜所」と合わせ約100億円を投じて大規模改修した。説明会では、改修時に導入した、直火に加え電気でも加熱できる開発用の小規模蒸留釜や、原酒を熟成する樽が並んだ貯蔵庫などを紹介。担当者が、ウイスキーの品質を高めるには「高品質で多彩な原酒を持つことが重要」などと話した。

10月8日は「サントリーウイスキー 角瓶」の発売日にちなみ、炭酸水で割ってよく飲まれる「角ハイボール」の日。700ミリリットル入り1本2千円程度と比較的安価な「角瓶」だが、ISCのジャパニーズブレンデッドウイスキー部門では「トロフィー」「ダブル金賞」に次ぐ「金賞」を初受賞した。

今年4月には、日本洋酒酒造組合により、国内で製造した原酒を用いるなどの自主基準「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」が本格施行した。外国産原酒を使いながらラベルのデザインなどで日本産に見せかけた製品と区別するためで、ISCのジャパニーズウイスキー部門にも同基準が適用され、品質が評価されたという。(田村慶子)

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