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万博「水上ショー」、照明やレーザーで幻想的に物語表現 サントリーとダイキンが起工式

産経ニュース / 2024年7月8日 17時1分

サントリーホールディングス(HD)とダイキン工業は8日、2025年大阪・関西万博で開催する水上ショー「アオと夜の虹のパレード」の起工式と説明会を建設予定地の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で開いた。命を育み、2社の事業にも欠かせない「水と空気」がテーマ。ダイキンの水口知洋(ともひろ)執行役員は「水と空気の大切さに気づき、一人一人の行動変容のきっかけとなるショーにしたい」と意気込んだ。

ショーは万博会期中の日没後に毎日2回、約20分間開催。主人公の子供「アオ」が月夜の虹と出合い、生き物たちと心を通わせる物語を描く。

万博のシンボルである大屋根(リング)内側の「ウォータープラザ」(約3万平方メートル)の水上に幅約200メートル、奥行き約60メートルの舞台を設営。中央にはカーテン状に水が流れる高さ約18メートル、幅約17メートルの巨大スクリーンを設置し、照明やレーザー光線を投影する。スクリーンの周りに張り巡らせた300基超の噴水で水の動きなども作り、物語の幻想的なシーンを表現する。エリアへの注水工事を除き、設備は来年1月中に完成する見通し。

日中も設備を利用した別の演出が行われる予定。ウォータープラザの護岸には約2500人が着席して鑑賞できるスペースが設けられる。舞台正面の約千人分は予約客の限定エリアとし、鑑賞スペースは予約席も含めて全て無料となる。

両社によると、常設型の水上ショーとしては万博史上最大級になるという。日中に入場した客の滞在時間や消費を伸ばす効果のほか、午後5時以降に入場できる「夜間券」の利用拡大につながることが期待される。(田村慶子)

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