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大阪モノレール南伸工事を現場視察 大阪府審議会部会、開業時期が令和15年度へ4年延期

産経ニュース / 2024年6月17日 20時37分

大阪府などが整備を進める大阪モノレールの南伸事業について、府建設事業評価審議会都市整備部会の委員らが17日、門真市から東大阪市までの延伸区間(約8・9キロ)を現場視察した。委員らは車で移動しながら延伸区間を視察し、終着駅予定の瓜生堂(うりゅうどう)駅(仮称、東大阪市)付近の工事現場で担当者らから工事の進捗(しんちょく)状況の説明を受けた。

府によると、同事業の開業時期を今年度に入り、当初の令和11(2029)年度から4年延期し、15(2033)年度へ変更。その理由のひとつとして、近鉄奈良線の新駅と交差する瓜生堂駅付近の地盤が高架駅をつくるには軟弱で、工法の見直しが必要になった。今回の委員らの現場視察は「事業継続を判断するうえでの参考材料にしてもらう」(府担当者)という。

大阪モノレールの南伸事業は主要道の大阪中央環状線にほぼ沿う形で、現在の南側の終着駅である門真市駅から東大阪市までの約8・9キロを延伸し、新たに5駅を設置する計画。沿線住民らの交通利便性が高まる見通しで、東大阪市は「鉄道一本で伊丹(大阪空港)に1時間で行けるようになる」という恩恵も受ける。

ただ、府によると、事業費は令和4年度段階で約786億円と想定したが、今年度に入り、近年の物価や人件費の上昇などを理由にほぼ倍増の約1442億円へ修正した。増額分は大阪府や沿線自治体が負担額を今後検討することになる。

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