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ホテルやデータセンターで非常用電源発動、開店遅らせるスーパーも 大阪の大規模停電

産経ニュース / 2024年8月15日 11時13分

15日午前4時過ぎに大阪市と大阪府守口市の一部で発生した大規模な停電では、ホテルやデータセンターで非常用電源を発動するなどの影響が出た。開店時間を遅らせるスーパーマーケットもあった。

米ヒルトンが大阪市内で運営するホテルでも停電が発生した。大阪・梅田にある「ヒルトン大阪」(北区)や大阪城公園近くの「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」(中央区)で午前4時過ぎに停電し、非常用電源を発動。広報担当者は「客室の利用客から停電状況を問い合わせる電話がフロントに寄せられたが、大きな混乱もなく、営業は通常通りで問題はなかった」と話した。

阪急阪神ホテルズが運営する「ホテル阪急インターナショナル」(北区)と「ホテル阪急レスパイア大阪」(同)も一時停電したが30分ほどで復旧。「(エレベーター内などの)閉じ込めもなかった」という。

インターネット用のサーバーなどを保管・運用するデータセンター事業を手掛ける関西電力子会社のオプテージ(同市)は、停電したエリアでデータセンターを運用。「非常用電源に切り替えたので、問題なく稼働している」という。NTT西日本も、グループのデータセンターについて「問題が起きたとの情報は入っていない」としている。

関西フードマーケットや阪急阪神百貨店などを傘下に置くエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングによると、停電の影響により同市都島区の「関西スーパーベルファ都島店」で開店を1時間遅らせ、同日の営業時間を午前10時からとした。担当者は「ほかの店舗や百貨店は通常営業しているが、引き続き影響を調査する」と話した。(田村慶子、黒川信雄、清水更沙)

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